NHK朝ドラに見る女性のスマート・キャリア

こんにちは。綺羅女プロデューサーOkeiです。 綺羅女とは、自分の足で自分らしい生き方(キャリア)をスマートに選び、 幸せを自らGETできる女性です。 NHKの朝ドラにはそのヒントが満載! Okeiがキャリア・コンサルタント目線で朝ドラの登場人物の女性と、 周りを取り巻く人間模様をウォッチング! 女性の幸せな生き方を、勝手に楽しく語ります♪

NHK連続テレビ小説の登場人物から女性の幸せを考えます

NHK連続テレビ小説「あさが来た」第32話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
 
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
 
「父と娘」
 
です。
 

 

今井のお父さんがあさのところに来てくれました。

急な登場にビビりましたね(笑)

 

お父さんは厳格な人で、あさやはつへのしつけも厳しかったですね。

ただ、厳しいだけではなくそれは、娘たちが幸せになってほしいと願う

父の愛情があってこその厳しさです。

 

さて、あさの元を訪ね、白岡のお父さんと話し、

あさの石炭の話に激怒し(笑)

はつの頑張っている姿を静かに見守り、

あさとの別れ際、あさに意見を求められた石炭の可能性について、

助言をしたお父さん。

 

あさが小さい頃からずっとあさの自由奔放さに厳しく接し、

「嫁は夫の半歩後ろから静かに夫を支えるもんや」

という、当時の当たり前の娘像をあさにも求めていたけど、

本当は、あさの好奇心旺盛なところ、芯が強いところ、

明るさ、行動力、すべてを受け入れていたのですね。

 

家庭内での父親の役割は、社会的規範を示すこと、とよく言われます。

まさに、あさのお父さんはそのように、娘たちが社会に受け入れられるように

しつけをしてきました。

 

でも、それよりも大切な役割は

娘を信じ、一人の人間として認め、個性を尊重すること。

 

それを感じることができた娘は安心して、

自分が思う道に進んでいけるのです。

 

Okeiの父は、とても穏やかで、

コーヒーと本と山歩きと釣りが好きでした。

 

小さいころからOkeiがしたいと思うことを、

静かに応援し、見守ってくれていました。

 

Okeiがしていることに疑問を感じたとしても、

いきなり諭すのではなく、Okeiの声を聞いてくれました。

 

父は癌で亡くなったのですが、亡くなる直前に

Okeiの仕事の大切な選考があり、それに合格したと報告をしにいったら、

本当に嬉しそうに笑ってくれました。

 

今もずっと背中を押してくれています。