NHK連続テレビ小説「あさが来た」第40話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「母と息子」
です。
最後の母と息子の再会シーンがあまりに感動的すぎて、
それまでのシーンがぶっ飛んでしまたくらいです。
惣兵衛と母との間には確執があり、
長い間お互いに心を開くことはなかったのが、
山王子屋が破たんして、家族で一からやり直し始めてから
少しずつ関係性が変わってきました。
一からのやりなおしで、惣兵衛はやっといろいろなことから解放されて、
目の前のことに集中し、毎日「生きている」感覚を取り戻したようです。
が、かえってその充実感が、はつに対する罪悪感になっていたのですね。
それも、母親の菊があさではなくはつを強引に選んだという事件も
根底にあったのでしょう。
そのような心の闇を抱えながら家族から離れることを選んだ惣兵衛と、
口ではキツイことばかり、でも、心の中では息子のことが
心配でたまらなかった菊の心が、やっと通い合った瞬間でした。
父と娘、母と息子、親子だけど異性であり、
お互いにどう接していいのかよくわからない部分を抱えることが多い関係です。
でも、大切に思っていることが伝わるだけでいいんです。
第32話では「父と娘」という記事を書きました。
その時はOkeiは自分と父との関係性を思い出しながら書いたのですが、
今回は自分と息子との関係性を考えながら書いています。
それぞれの立場に自分をあてはめて考えることができるのも、
朝ドラのいいところですね。