NHK連続テレビ小説「あさが来た」第55話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「世代交代」
です。
お義父さんが引退を表明、加野屋の跡継ぎが発表され、
世代交代が進められることになりました。
現代は核家族化していて、一緒に生活する家族の人数は少ないですが、
それでも家族は「組織」と言えます。会社組織みたいなものです。
組織のメンバーにはそれぞれ役割があり、
会社でいう社長が家族では家長ということになります。
家が商売をしていると、実質社長=家長ということですね。
お義父さんの正吉が引退を表明したということは、
跡継ぎの榮三郎が家業ごと家を引き継ぐことになります。
そしてあさも、よのから「奥の仕事」を引き継ぐことになるのですね。
いよいよ世代交代です!
会社も家庭も、次の世代に役割を引き継ぐ日いつかが来ます。
その時に、引き継ぐ側、引き継がれる側
どちらにも覚悟が必要です。
引き継ぐ側は、今後は一切口出しをしない覚悟。
引き継がれる側は、今後は一切先代に甘えない覚悟。
引き継がれた方は慣れないうちは失敗もあるでしょうし、
引き継いだ方もヒヤヒヤするでしょう。
でも、お互いに信頼し合うことこそが、世代交代の秘訣ではないでしょうか。
世代交代の時は、昔から引き継がれてきた伝統や、
先代の人間関係、エピソードなどを後の世代に伝える良いチャンスです。
Okeiの父が亡くなったときには、母からいろいろな話を聴きました。
娘としては実家の姓を引き継ぐことはないけど、想いは引き継いでいます。
父の生い立ち、母の生い立ち、その両方があっての私なのだと感じました。
娘、息子には、何を引き継げるかな~。