NHK連続テレビ小説「あさが来た」第72話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「いばらの道」
です。
久しぶりにあさが熱く語るシーンがありました!
いいですねぇ~、元気出ますね~♪
その中の言葉から
「いばらの道」
を今日のテーマに選びました。
子ども時代、大人になってからの独身時代、
結婚をして子どもがまだいない時代、母になってから・・・と、
人生のいろいろなシーンの中で、
子どもから大人になっても独身の間は、自分の思いを貫きやすい。
周りの反対があったとしても、自分の意思を通すことに
達成感を感じることもできます。
結婚をしたとき、相手や相手の家族の考え方が
自分に近ければ、それほどやりにくくはならないはず・・・。
それでも、世間の目にさらされやすく、嫁らしくないことをすると
「○○さんの嫁は・・・」
なんてことをささやかれてしまうのです。
いくら自分がしていることが正しいと思っていても、
やはり少し控えないといけないのでは?と思ってしまう・・・。
子どもが生まれるとさらに、自分の中にも罪悪感が芽生えてきます。
「母親の私が、子どもを置いてやりたいことをやってもいいの?」
と。
そして、やり遂げたとしても、これで本当によかったんだろうか、
子どもに寂しい思いをさせてしまった私は、母親失格なのでは?と、
単純に達成感を感じられなくなってしまうこともあります。
それでもあさは、世間で一般に言われている良い嫁ではなく、
男性に負けない働きで自ら始めた事業を成功させ、さらに
女性が働くことが当たり前にできる世の中を作るという
「いばらの道」を選ぶ決意をしました。
ファーストペンギンと同じように、いばらの道を最初に行く人は
怪我をすることも、何かに襲われることもあるかもしれない。
でも、自分が歩いた後ろには必ず道ができて、
後から来る人が増えれば増えるほど、その道は歩きやすくなる。
サッカーの澤さんが引退を表明されましたが、
澤さんもいばらの道を通り、それを踏み鳴らしてきた人の一人ですよね。
Okeiも、一本でも誰かがついてきたくなる道を作りたい、そう思います。