NHK連続テレビ小説「あさが来た」第94話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「ヒアリングとリスニング」
です。
しんちゃん、ともちゃんの、男同士の話、かっこよかったですね!
その話の中で、五代さんが
「戦のある時代に人の上に立つ者には
人に命令する力が必要やった。
せやけど今の時代のあるじに必要な力は・・・
人の話を聴く力です」
と言い、新次郎にはその力があるから
加野屋の新しい社長としてやっていけると言っています。
ここで思い出したのが英語の「ヒアリング」と「リスニング」。
Okeiが学生時代に英語を学んでいた頃は、
英語の聞き取りのことを「ヒアリング」と言っていました。
そのノリで子どもたちに「ヒアリングはどうなん?」と聞くと、
「なにゆ~てんの、今はリスニングって言うんやで~、昭和やな~!」
とバカにされました(笑)
「ヒアリング」は周りの音が勝手に聞こえてくる感じ、
「リスニング」とは意識的に聴くという意味合いだそうです。
私たちは人の話を聴くときに、「ヒアリング」になっていないでしょうか?
スマホを触りながら、自分の明日の予定を考えながら、
相手の話を聴き流してしまっていませんか?
人は、自分の話を聴いてくれる人がいると安心し、自信を持つことができ、
また話を聴いてくれる人のことを好きになる傾向があります。
新次郎は普段無意識のうちに「聴き役」になっていて、
それが周りの人を安心させ、力を与えていたので
知らず知らずのうちに人気者になっていた、ということなんですよね。
私たちもまずは身近なところから、家族や友人の話をしっかりと聴いて、
その人たちに勇気づけができるといいですね。