NHK朝ドラに見る女性のスマート・キャリア

こんにちは。綺羅女プロデューサーOkeiです。 綺羅女とは、自分の足で自分らしい生き方(キャリア)をスマートに選び、 幸せを自らGETできる女性です。 NHKの朝ドラにはそのヒントが満載! Okeiがキャリア・コンサルタント目線で朝ドラの登場人物の女性と、 周りを取り巻く人間模様をウォッチング! 女性の幸せな生き方を、勝手に楽しく語ります♪

NHK連続テレビ小説の登場人物から女性の幸せを考えます

NHK連続テレビ小説「あさが来た」第105話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!

 

今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
 
「キャリア・アンカー」

 

です。

 

 

今回の朝ドラはコントですか~?と言いたくなるくらい、

あさと新次郎のシーンには笑ってしまいましたが(笑)

 

あさが「進路」を語るシーンはとっても爽快でした!

これからの時代は誰からも制約されることなく、

目的を持ち、学ぶことで、自分の夢を叶えることができる。

 

船が自由に動くシーンはワクワクしました。

 

でも、新次郎やうめから言われた「難破船」という言葉が

あさの心に迷いもたらしたようです。

船が難破する夢を見ちゃうくらいですから・・・。

 

その迷いは、自分が今までしてきたことは本当によかったのか、

この先の方向性は間違っていないのか、

自分の生き方をあらためて考えての迷いであり、

そんな自分と正反対の千代への接し方の迷いであるようです。

 

また、千代も迷っています。

自分が理想としている女性とはまったく違う母に反発をしているけど、

そんな母は周りから慕われている・・・どうして?と。

 

心に迷いがあると行動にも迷いが出てしまいます。

そして、思い切った行動ができなくなってしまいます。

 

その迷いを解決するヒントに、エドガー・H・シャイン博士の

「キャリア・アンカー」という考えがあります。

 

「アンカー」とは船のいかりのこと。

遠くの海に行く船が、世界各国の港で停泊をするときに、

しっかりとアンカーをおろしているところを想像してください。

 

航海は人生、港は今の自分の居場所、つまり、家や就職先、地域のグループなどです。

そしてアンカーは「もっとも大切な自分らしさ」です。

 

結婚をして家族構成が変わったり、引っ越しをしたり、

学校を卒業して就職をしてガラリと生活が変わったり、

転職をしたり、退職をしたり・・・人生は変化に富んでいます。

つまり、いくつもの港を移動します。

 

その度に周りに振り回されて、自分を見失ってしまうと、

何のために生きているのかがわからなくなることがあります。

 

でも、どこに行ってもこの自分らしさだけは譲れないという、

「キャリア・アンカー」がはっきりとしていれば、

周りに流されることなく、自分を保ちながら周りと調和することができます。

 

「キャリア・アンカー」のタイプには8つの種類があるとされています。

 

1.専門・職能別

2.全般管理

3.自律・独立

4.保障・安定

5.起業家的創造性

6.奉仕・社会貢献

7.純粋な挑戦

8.生活様式

 

こちらのサイトでとてもわかりやすく解説されています。

 

Okeiの「キャリア・アンカー」は

 

「自律・独立」と「純粋な挑戦」

 

この2つのタイプが強いと感じています。

だから一人で考えて何でもどんどんやっちゃいます♪

自由にできているときはゴキゲンですが、

邪魔をされると怒り狂います(笑)

 

でもそんな自分のタイプを知っているので、

怒り狂いながらもそんな自分と向き合うことができるのです。

 

あさはきっとすぐにでも、自分の「キャリア・アンカー」に気づき

どんどん突っ走るのでしょう。

千代も自分の「キャリア・アンカー」に気づくことができるといいですね。

 

 

 

キャリア・アンカー―自分のほんとうの価値を発見しよう (Career Anchors and Career Survival)

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