NHK連続テレビ小説「あさが来た」第110話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「プラスに強化される活動」
です。
今回で藍之助を取り巻く大人たちの思いが
ほぼはっきりとしてきましたね。
それぞれの思いをお互いに吐き出して、
じっくりと話ができると一番いいんですけどね・・・。
誰も悪くないし、どの道も間違ってはいない。
惣兵衛が何か決断をして、あさに話をするようですが、
どうなるのでしょうね。
今回のテーマ、ははつの姑、菊からいただきました。
「プラスの強化」とは、アメリカの心理学者ジョン・L・ホランドの理論の
基本的な考え方とされています。
人は子ども時代に周りを取り巻く大人たちや環境に触れながら成長します。
その過程で、自分が他の子よりも上手にできることや、
親や周りの人からのご褒美により、「プラスに強化」されていくもの(活動)があります。
それが興味へとつながり、興味を持った活動をより高めたいという
欲求が生まれ、必然的にスキルを高めていくという考えです。
「プラスに強化」された活動が、仕事の向き不向きにもつながるというのが、
ホランドの考えです。
つまり、藍之助は持って生まれた頭の良さと、
菊からの称賛(強化)によって、商いに対して興味を持ち、スキルを高めていったのです。
Okeiは今高校生女子と中学生男子を育てていますが、
それぞれ「プラスに強化」されたものを持っているな~と感じています。
長女は「人と関わり、人に貢献することへの興味」
長男は「一つのことにのめりこむことへの興味」
Okei自身は親から「あんたは頑張り屋さんやな~」と言われて育ち、
とことんやり切ることへの興味が強化されたようです。
あなた自身がプラスに強化された活動はありますか?
あなたのお子さんはどうでしょうか?
それが仕事につながっていますか?