NHK連続テレビ小説「あさが来た」第１１７話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK 連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう！

今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは

「自分なりの壁の超え方」

です。

あさと成澤さん、女子大学校設立に向けて動き始めましたが、

なかなか苦戦しているようです。

あさの役割分担は素晴らしかったですね。

やはり、何かの目標に向けて組織として動こうとするときには、

それぞれが得意分野で動けるようにするのが一番。

あさはお金のこと、成澤さんは女子教育の大切さを伝えることを

担当するというのは自然な流れですよね。

とは言え、大変なお金の管理を「任せなさい」と言い切るところ、

あさの潔さは健在です！シビレます！

女子には教育は必要ないという考えの人が大多数である中、

寄付金集めに苦労しているあさですが、

新次郎に夢を話すシーンの表情は素敵でした。

目の前に壁が現れる時は誰にでもあります。

その時にどうするか。

何度もぶつかって壁を壊すか、

目線を変えて壁が低いところを探すか、

みんなで協力をして壁を登るか、

道具を使って穴を開けるか、

壁を見て見ないふりをするか、

あきらめて立ち止まるか、

人のせいにして悪態をつくか。

あさが今回しようとしているのが、

みんなで協力をして壁を登る方法。

人を巻き込むのが上手ですね。

壁にぶつかっている時は、冷静ではいられないことも多いです。

そういう時はあさが新次郎にしたように、誰かに思いを話すことも必要。

そして冷静になってからもう一度壁を見て、

乗り越える方法を考えればいいんです。

乗り越え方に正解はありません。

自分が持っている強みやその時の状況から

どう乗り越えるのか、考えて考えて考え抜くこと。

そうすることで道が開けるのではないでしょうか。