NHK連続テレビ小説「あさが来た」第125話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「女性は横つながり、男性は縦つながり」
です。
注目するのは大隈重信の妻、綾子が、
あさに語りかけるシーン。
女子大学の設立に賛同してくれる人の名前の中に、
女性の名もたくさんあることに触れ、
「男たちは、立場が変われば態度を変えてしまうかもしれない。
でも、わたしたち(女)は最後まであなたを支えます」
とあさに言います。
心強いですよね!
よく言われるのが、女は横社会、男は縦社会、ということ。
昔狩猟をしていた男は、グループで指揮系統を作り、
目的達成(獲物をしとめる)をしなくてはいけませんでした。
おのずと、組織のリーダーは誰なのか、
自分の立場はどこなのか、などを強く意識することになります。
一方女は、男が狩猟をしている間、
女同士で情報交換し、助け合い、生活共同体を作りました。
何より、人とのつながりを大切にしたのです。
このあたりのお話は
「話を聞かない男、地図が読めない女」
という本にも書いてありました。なかなか興味深いです。
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男たちはどの武将の下につくのか、ということに必死で、
女たちはそんなことどうでもいい、安心して暮らせたらそれでいい、
と考えているように見えます。
信繁の姉、まつが敵に追われ、命の危険にされされているにもかかわらず、
人質であったときに人間関係を築いた女性たちを一緒に助けてと
信繁に言ったのもそういうことだと思います。
信繁にとっては、家(組織)を守ることだけに集中したいのに、
なぜ???????というところでしょう。
まとめてみると・・・
男性は組織に左右されやすいが、
女性は男性ほど組織を意識していない、すなわち、
組織を超えたおつきあいが可能で、人間関係づくりを
する上では自由度が高い、と言うことができるのではないでしょうか。
女の味方は女、なのかもしれませんね。