NHK朝ドラに見る女性のスマート・キャリア

こんにちは。綺羅女プロデューサーOkeiです。 綺羅女とは、自分の足で自分らしい生き方(キャリア)をスマートに選び、 幸せを自らGETできる女性です。 NHKの朝ドラにはそのヒントが満載! Okeiがキャリア・コンサルタント目線で朝ドラの登場人物の女性と、 周りを取り巻く人間模様をウォッチング! 女性の幸せな生き方を、勝手に楽しく語ります♪

NHK連続テレビ小説の登場人物から女性の幸せを考えます

NHK連続テレビ小説「あさが来た」第127話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!

 

今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
 
「自分の人生は自分で」

 

です。

 

 

菊の怪我にはびっくりしました。

(相変わらず取ってつけたような和歌山弁が気になって仕方ありません・・・)

菊のことをテーマにしようか、千代のことをテーマにしようか、

迷ったけど、千代のことを取り上げることにします。

 

千代は小さい頃からきれいなものが好きで、

かわいいお嫁さんを夢見ているところがあり、

あさとは違うタイプだと思われてきましたし、

千代自身もそう思ってきたようです。

 

家にほとんどおらず、仕事のことばかりだったあさへの

反発心も強く、女学校にも最初は行くつもりではなかったんでしたよね。

 

そんな千代がいよいよ来年の春には女学校を卒業、

当時の流れではそのまま結婚、というところです。

 

千代もそう思っていたはずです。

でも、心境の変化がありました。

 

その変化をもたらしたのは、病院で会った学生さんへの恋心と、

もっと勉強したいと泣いていた宜ちゃんとの出会い、あさの怪我など、

いろいろなことが絡んでいるのだと思います。

 

いろいろな経験をしたからこそ、「自分で考える」ということが

できるようになったということでしょう。

 

千代は

「嫁入りは卒業してすぐにではなく、少し時間をおいてからがいい」

と自分の考えをはっきりと伝え、家族もそれを良いことと受け入れました。

 

あさの嫁入りの頃は、有無を言わさず・・・という感じで

「おなごが自分の考えを持つなんてとんでもない」という時代でした。

 

それが、世代が変わるとこんなにも違うのですね。

当時の他の家庭ではこうはいかないのだと思いますが。

 

そして、今の時代に目を向けてみると、思想が自由になっているのに、

「自分で考える」ということをしている人の割合が、なぜか減っていると感じるのです。

 

ネット社会の影響でしょうか。

 

Okeiは大学生の就職支援をしていますが、

自分で自分の将来を考えるのが苦手な学生がたくさんいます。

 

ネットではこうしている人が多い、

スマホで調べたらこの会社はブラックだった、

ネットの掲示板では面接はこんな感じらしい、

今この時期はこれをしておいた方が良いらしい、

自己PR分はこういう構成で書くべきらしい・・・

 

 

「自分の考えは?????????」

 

と聞きたくなります。

 

そしてOkeiが気になるのがやっぱり女性たち。

「結婚したら自分の意見は言えない」

と思い込んでいませんか?

そして自分らしく生きることをあきらめかけてしまっていませんか?

 

姓が夫の姓に変わり、夫の家族の一員になり、

人によっては夫の家族と一緒に住んでいるうちに、

どうしてもそう思い込んでしまうように、社会がなっているような気がします。

 

でも、何も言ってはいけないのではなく、言ってみてもいいんですよ。

摩擦があったとしても、それがきっかけで良い方に動くかもしれません。

良い方に動くように、ベストを尽くすのです。

 

自分の人生を自分で考え、それを伝えて実現させる。

 

こんな素晴らしいことを、やめてしまうなんて、

もったいないと思いませんか。