NHK朝ドラに見る女性のスマート・キャリア

こんにちは。綺羅女プロデューサーOkeiです。 綺羅女とは、自分の足で自分らしい生き方(キャリア)をスマートに選び、 幸せを自らGETできる女性です。 NHKの朝ドラにはそのヒントが満載! Okeiがキャリア・コンサルタント目線で朝ドラの登場人物の女性と、 周りを取り巻く人間模様をウォッチング! 女性の幸せな生き方を、勝手に楽しく語ります♪

NHK連続テレビ小説の登場人物から女性の幸せを考えます

NHK連続テレビ小説「あさが来た」第131話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!

 

今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
 
「一人の大人として認める」

 

です。

 

 

ここの所、家族関係についてのお話が続いていますが、

女性のスマート・キャリアと家族とは、

切っても切り離せないものだと、Okeiは思っています。

 

今日考えるのは

親が自分の子どもを「一人の大人として認める」重要性です。

 

あさの父があさに、

「ええ娘やったで」

と言うシーンがありました。

 

あさの父のあさに対しての決まり文句

「こら!あさ!」

も聞くことができましたね。

 

あさのおてんばぶりに厳しく接してきた父でしたが、

あさの商いの才能を少しずつ認めるようになり、

今回は女子大学の設立の応援もしたいと言ってくれました。

 

「娘としてかわいい」

「大人として認めている」

 

その両方が表れていたと思います。

 

親子関係で難しいのは、親が子どものことを

いつまでも子ども扱いしてしまいがちなところ。

 

まだこれを子どもに任せるのは無理だと思い込み、

先回りしてなんでもやってしまう。

いつまでも子どものやることなすことに口を出す。

 

こういうことをやってしまいます。

 

子どもは親の影響を大きく受けます。

成長した子どもに対して子ども扱いばかりしてしまうと、

守られている安心感から依存心が強くなり、

自分の力で伸びていこうとする力が育ちにくかったり、

(つまり、自立ができない)

逆に、子が親に反発をして

親子関係がギクシャクしてしまったりします。

 

親としては本当に難しい・・・。

 

あさの父、忠興のように、

娘の才能を認めているということを口に出し、

その力を信じて託すということが大切なのでしょう。

 

そしてこれは、部下を育てるときの接し方にも

通じるかもしれません。

 

女性の勤続年数が長くなってくると必然的に

女性の上司が増えることになります。

 

よく耳にするのは、

「女性の上司は丁寧だけど、部下を伸ばすのがうまくない」

 

という声です。

(もちろん、全ての女性上司がというわけではありません)

 

つまり、面倒見が良すぎて、部下が自分で

やる機会を知らず知らずに奪ってしまっているということです。

 

良かれと思ってしていることが、

部下の成長を止めてしまっているなら、見直しが必要ですね。

 

「認める」

「伝える」

「託す」

 

忠興に習ってこれですね♪

 

家族は子どものころから大人になってからもずっと、

人と人との関係を学ぶ場でありつづけます。

そういう場を大切にしたいですね。

 

 

 

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲