NHK連続テレビ小説「あさが来た」第134話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「おもしろいこと」
です。
「生きてたらおもしろいことも起きますもんやな」
と、意識のない雁助にうめが話しかけていました。
うめの気持ちはとても複雑なはず。
恋心を抱いていた雁助が重体で、
雁助の家族とも対面し、家族を通して
彼の知らない一面を垣間見ている。
気持ちの整理もつかないまま、
それでも前向きに話しかけている。
見ているのも辛いくらいの状況です。
もしかしたら一緒になれたかもしれない雁助の
奥さんと娘さんに会えたことを「おもしろいこと」と表現したうめ。
それには、人生にはいろいろなことが起きる。
楽しいこともつらいことも起きる。
予想もしないことも起きる。
でもそのすべてのことを、受け入れようではないか、
という、うめの懐の深さが表れているように思います。
きっとあさも、うめのそんな懐の深さに守られてきた面も
あるのでしょうね。
前にどんどん出ていくあさと、
後ろでどーんと構えて見守っているうめ。
親子のようです。
うめは理想的な母親像なのかもしれないと感じました。