NHK朝ドラに見る女性のスマート・キャリア

こんにちは。綺羅女プロデューサーOkeiです。 綺羅女とは、自分の足で自分らしい生き方(キャリア)をスマートに選び、 幸せを自らGETできる女性です。 NHKの朝ドラにはそのヒントが満載! Okeiがキャリア・コンサルタント目線で朝ドラの登場人物の女性と、 周りを取り巻く人間模様をウォッチング! 女性の幸せな生き方を、勝手に楽しく語ります♪

NHK連続テレビ小説の登場人物から女性の幸せを考えます

NHK連続テレビ小説「あさが来た」第147話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!

 

今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
 
「景色」

 

です。

 

 

今回はあさたちの新しい生命保険会社が設立し、

加野屋の事業はますます大きくなってきました。

 

そのスピード感に逆走するかのような

亀助とうめとの昔を懐かしむ会話、

日本は全てを捨ててしまったと嘆くアメリカの建築家ヴォリンガー、

昔からの日本の景色が見たくなって和歌山の惣兵衛のところへ行く新次郎。

 

勢いに乗っている時はついつい周りの景色が目に入らないことがあります。

 

そして、そのひずみが知らず知らずのうちに大きくなり、

大切なものを失ってしまうこともあります。

 

波に乗っている時こそ、落ち着いて周りの景色を見渡す時間が

必要なのかもしれません。

 

日本全体を見てみると、あさの時代に開国をして

欧米の経済活動や生活様式を取り入れ、豊かになり、

自信を持った日本は後に大戦へと突き進んでしまいます。

 

その時の日本は、勢いがありすぎて周りの景色が見えていなかったのでしょう。

戦後、何もかもなくしてしまった日本は人々の努力によって驚異的な成長を見せ、

再び自信を取り戻しました。

 

当時は勢いに乗り、欧米に追い付き追い越すのが目標となり

日本らしさはどんどんなくなってしまいました。

 

それが今になって、ひにくにも海外からの評価の高さにより、

「おもてなし」「クールジャパン」「kawaii文化」など、

日本の良さが見直されています。

 

なりふり構わず、いらないと思って簡単に捨ててきた大切なものを

拾い集めているように見えます。

 

この現象を人生に置き換えても、同じことが言えるのではないでしょうか。

 

今一つうまくいかない時は、それをなんとか脱するために必死に考え努力をします。

しかし、調子が良い時は努力を怠り、おごりが出て、細かい気配りをしなくなります。

その結果、痛い目を見ることになります。

 

調子が良く、勢いがある時ほど、

周りの景色をしっかりと見て、自分のしていることを再確認する必要がありそうです。