NHK連続テレビ小説「あさが来た」第153話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「新しい世代を尊重する」
です。
前回は「引き際」をテーマにしましたが、
その続きになるかもしれません。
あさのところに平塚明が来ました。
そして、言いたいことを言いに来ましたと、
あさたちの大学運営に対して物を言いました。
それを、むきになって言い返すのではなく、
言いたいことをハッキリ言えるのは素晴らしい事だと褒めたあさ。
さすがあさも、器が大きいな~、こんなこと言われても
平気なんだな~と思っていたら、内心はショックだったのですね。
あさにとって女子大学校の学生は、
次の時代を託す大切な学生たち。
その学生の中から出てきた意見を
「それは違う」
と一喝するのではなく、その姿勢を尊重し、
一歩引いた接し方をしました。
世代が違うとお互いのことを理解し合うのは難しいもの。
そして年長者がついつい、いつまでも口を出してしまいがち。
それをしないあさは、次の世代の新しい考えを
尊重する姿勢を持っているということなのでしょう。
これは、会社の中の新入社員との接し方や、
子育てにも通じるものがありそうです。
そしてあれほど犯行していた千代が、
あさの良き理解者になっていたことも新鮮でした。
白岡家も、世代交代、なのですね。