NHK連続テレビ小説「あさが来た」第37話から学ぶ女性のスマート・キャリア
やっとたどり着いた九州の炭鉱で、
支配人や鉱夫たちから、女性であるが故に相手にされないあさ。
すぐに、似たような経験を思い出しました。
Okeiが新卒で就職をし、営業として取引先回りをしていた時、
先方で「女の子ですか」
と言われたことが何度もありました。
先方の担当者は課長クラスの方が多かったのですが、
よく考えてみると、女性が担当者だったことは一度もありませんでした。
学生の間は男女平等だと教育されてきたのに、
社会に出ると男社会なんだなと、実感したものです。
男女雇用機会均等法は施行されていましたが、
まだまだ女性の総合職は少数だったのです。
あさと違って「女と話なんてできるか」なんてことは
言われたことありませんが、不思議なものを見るような、そんな感じでした。
そして私自身、不平等さをひしひしと感じながらも、
出先で男性社員にコーヒーを出していただいた時には
「男性にコーヒーを入れてもらうなんて!」と
内心、恐縮していたのを思い出します。
男性にも、女性にも、意識改革が必要だということです。
女性はお茶を入れ、男性は外へ。
とは限らない、個々の力を活かした働き方があるということを。