NHK連続テレビ小説「あさが来た」第44話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「里帰り」
です。
小さい頃からあさの一番の理解者だったおじいちゃんが
亡くなってしまいました。
家族に見守られて家で旅立つというのは、
今の日本では少なくなってしまいましたね。
おじいちゃんが亡くなってしまったことはとても寂しいことだけど、
年長者をこうしてみんなで見送るのは、自然なことなのです。
生前の人間関係が良ければ、きちんと受け止められるはずです。
さて、おじいちゃんのことで久しぶりに実家にみんなが集合しました。
あさとはつにとってはめったにない「里帰り」です。
あさの時代には、よほどのことがない限り、里帰りはできなかったようです。
子どもたちが並んでいるのを見ている両親、きっと感慨深いものがあったでしょう。
自分のことを思い出してみると、両親から離れて家を出ていく側は、
寂しい反面新生活への希望も大きく、
視線は未来へ向かっていたと思います。
でも今、自分が親になり、子どもたちがこの家を出ていくことを想像すると、
胸がざわざわし、なんとも寂しくて落ち着きません。
両親も、こんな気持ちだったのかと、今になって気づくのです。
両親がそろって元気なうちに、もっともっと里帰りしておけばよかったと、
思ってしまいます。
各家庭で、「妻の里帰り」については考え方の違いがあると思いますが、
大切な人に会いに行くことを、邪魔することはしてはいけないと、Okeiは思います。