NHK連続テレビ小説「あさが来た」第46話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「生業」
です。
惣兵衛がはつに
「お百姓を生業にせえへんか?」
と言い、はつもそれに乗り気のようでした。
生業とは「生活を立てるための仕事」のことですが、
最近はあまり聞くことがない言葉ですね。
昔の日本では、ほとんどの場合生まれたときに
生業が決まっていたわけで、いわゆる「転職」をすることは
あまり考えられませんでした。
また、生業は家族みんなで守るものであり、
家族がそれぞれ別の仕事をしているということも
考えられなかったようです。
現在は就職を考えるとき、
「その人が持っている強みを生かせる職場とのマッチングが大切」
と言われています。
惣兵衛は生まれた時から両替屋を生業にすることが決まっていて、
山王子屋を守ることが当然の使命だったわけですが、
惣兵衛にとっては「マッチング」がうまくいっていなかったのかもしれません。
農家の方が、「生きている実感」があるのでしょう。
あなたは何を生業にしたいですか?
今の仕事に誇りを持っていますか?
「私はこれで食べています」
と言えるものがありますか?