NHK連続テレビ小説「あさが来た」第６２話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう！

今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
 
「妊娠出産育児はキャリア」

です。

五代さんのセリフからテーマをいただきました！

子どもを産むことが日本のためになるということを言っていましたよね。

日本の女性の多くは、出産を機に仕事を辞めてしまいます。

そして、育児が落ち着いてから復職をしようとすると、これがまた難しい。

子どもが小さい頃はいくらやる気があってもなかなか採用されません。

採用する側の意識についてはまた別の機会に書くとして、

就職活動をするお母さんに、覚えておいてほしいことがあります。

妊娠、出産、育児で仕事から離れた期間が長ければ長いほど、

浦島太郎状態になり、自分はもう社会の役には立てないんじゃないかと

思ってしまうお母さんがたくさんいらっしゃいます。

そうです。気持ちの面で負けてしまっているのです。

「履歴書に書けるような経験がない」

「面接で自分をアピールできるような話ができない」

「仕事から離れて長いので自信がない」

などとおっしゃいます。

なんてもったいないことを！！！！！とOkeiは思うのです。

だって、子どもを産み、育てることは、

それまでに経験してきた仕事よりもよっぽど大変じゃありませんか？

放っておくと死んでしまう、命を預かり、

夜中であっても気になって、息をしているか何度も確かめ、

３時間ごとにおっぱいをあげて、なぜ泣くかわからないまま必死にあやし、

それにプラスして家事まで担っていませんか？

少し大きくなると、何をするにも「イヤイヤ」されて、

心身ともに疲れ果てることも多いですよね。

それでも、子どもが成長していくのを見ることが何よりも楽しみで、

そのためならまた頑張ってしまう。

育児ってそうですよね。

その経験は、立派なキャリアなんです。

仕事だけがキャリアじゃない。

自分がしてきたことに自信を持ってください。

面接で、自分がどのように子育てをしてきたのか、

その経験がこれからの仕事にどのように役に立つのか、

きちんと語ってください。

実際にOkeiも、子育てを経験してきたからこそ、

高校生や大学生相手の授業や、子育て中のお母さん向けのセミナーなど、

相手の立場に立ってできています。

ちょっとしたことでは動じないくらい、メンタルも強くなりました。

妊娠、出産、育児を通して、何倍も成長した自分を褒めてあげてくださいね。

そして胸を張って社会に飛び出しましょう！