NHK連続テレビ小説「あさが来た」第64話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「出産」
です。
あさの赤ちゃんが生まれました~♪
家族みんなに待ち望まれて、祝福された、幸せな誕生です。
おめでと~~~~~~~~~!
出産が大仕事だということは、本を読んでもドラマを見ても、
育児雑誌を見ても医学書を見てもわかりますし、
大体こんな感じなのかなという想像や、心の準備もできます。
でも、実際の出産はその想像をはるかに上回る世界でした!
よく、普段はおとなしい女性が出産直前には人が変わったように
狂暴になる、とか、お医者様の胸ぐらをつかむとか、
そういうエピソードを聞きますが、その気持ちがよくわかりました。
理性があれほどなくなったことはありません!
周りについてくれている人を心配させてはいけないとか、
表情を保たないといけないとか、
冷静にならないといけないとか、
痛くても叫ぶのを我慢しなくてはいけないとか、
そんな人間らしい感情や日本人らしい配慮とかがぶっとびます!
自分が自分でなくなってしまうような・・・
でもそれがどうした!という感覚です(笑)
そして生まれた瞬間、おぎゃ~と聞こえるわけです。
お湯できれいにしてもらった赤ちゃんがとなりに来たときは
なんとも言えない不思議な気持ちでした。
出産後に初めて鏡で自分の顔を見たとき、
今までに見たこともないような疲れ果てた土色の顔で目がくぼんでいて、
「私、すごいことをしたんやな」って、思ったのを思い出します。
女性は出産の痛みに耐えられるようにできているといいますが、
本当なのかな~。男性になったことがないからわかりませんが(笑)
でも、持って生まれた生命力(遺伝子や女性ホルモンの作用)というところでは、
男性よりも女性の方が強いということが、研究で明らかにされてきているようです。
Okeiは
「元始、女性は実に太陽であった」
という、平塚らいてうさんの言葉が好きなのですが、
なんとなく、通じるところがあるような気がします。
出産という、世にも不思議な経験を通して、
宇宙とか、生命の神秘の力をより多く吸収できるのは、女性なのではないか、
女性は目に見えない力で守られているのではないかと思うのです。