NHK連続テレビ小説「あさが来た」第73話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「葛藤」
です。
あさの東京行き、実現しそうですね!
しかし新次郎、今回も潔かった!
あさに、みんなを説得するから行って来いと言った後のあの、
「あぁ~、またやってもうた・・・わてはほんまにええ旦那やな」
と言わんばかりの表情がかわいかった(笑)
そして肝心のあさは、行きたいけど行きたくない、
と、迷っている。これは、新次郎やよのに気をつかっているからだけではありません。
「ちょっと目離してる間にも
どんどん大きなりますのやなぁ~」
とあさが話していましたが、子どもの成長を見逃したくない!という思いは、
母親にはつよ~くあるのです。
Okeiも、長女が1歳未満の時、少しの間夫の家の仕事を手伝っていたのですが、
私がいない間に初めて立ちあがったら・・・伝い歩きを始めたら・・・
その瞬間に私がいないのは、寂しすぎる!と、後ろ髪をひかれる思いで
出かけていました。
外に出てやりたいことに時間を使いたい自分と、
子どものことをず~っと見守りたい自分との葛藤です。
よのがよくばりだと言ったのはおそらく、
その両方を100パーセント手に入れることはできないよ、ということなのでしょう。
女の先輩として、何か一緒に考えてくれるのかな。
そんな、優しい雰囲気でしたね。
Okeiは今、自分のやりたいことを自分なりにできていて、
それを家族も理解してくれているけど、
子どもが小さいころにはそれができなくて苦しみました。
せめてあさのように、自分の思いをちゃんと周りの人に話していれば、
もう少し苦しみは軽かったのかなと、今になるとわかるんですがね。