NHK連続テレビ小説「あさが来た」第84話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「オールドボーイズ・ネットワーク」
です。
何度か登場している美和のお店「晴花亭」。
今回はあさと新次郎がカレーライスを食べていましたね。
明治時代、夫婦で外食をするなんてことは、
あまり見られない光景だったのではないでしょうか。
あさと美和も、一時は恋敵かと思われましたが、
今はいい関係のお友達になれたようですね。
そして五代さん登場。2人の男性とともに入ってきて、
学校を作る「打ち合わせ」をするとのこと。
このシーンがそうだというのではないのですが、
このシーンで今朝の新聞記事に載っていた言葉を思い出しました。
「オールドボーイズ・ネットワーク」
Okeiは残念ながら組織内でがっつりと働いていた時期が短く、
ずいぶん前のことなのですが、
仕事が終わった後のいわゆる「会社の飲み会」に行くと、
女性社員は1次会だけで帰る人も多かったです。
Okeiは2次会まで参加することもありましたが、
2次会が終わると
「女の子はもう帰り」
と言われ、タクチケ(当時はまだバブルの雰囲気が少しだけ残ってた!)
で帰されました。
もともと早く帰りたかったので、当時の私はま~~~~~ったく気にも留めなかったのですが、
あのあと、男性だけが残り、仕事の重要な話がなされていたのだなと、
今になって思うのです。
Okeiは今、組織を外から見ることが多いのですが、
仕事以外の組織でも似たようなことがあります。
公式な会が終わり、女性が帰った後に、
非公式な場で男性だけでいろんなことが決まってしまった経験がありました。
女性は帰りが遅くなることをあまり好みません。
生活が乱れる、家族が気になる、世間体が気になる、
そういう理由からです。
例えば働く母親が仕事の飲み会に参加して遅くなると、
家や世間では
「母親がこんなに遅く帰って何を考えている」
と言われ、
飲み会を自粛すると職場でのキャリアアップができない。
そんな理不尽があるのです。
もっと健全に、昼間、みんなが揃う場で
女性も男性も意見を交わし、物事を決めていきましょうよ、
と思うわけです。