NHK連続テレビ小説「あさが来た」第99話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「キーマン」
です。
あさが商いに関わり始めた頃は、
女性が商いなんて!と、風当たりが強かったものの、
あさはそんなことはさらさら気にせず、自分の信念を貫いてきました。
その一本芯が通った姿勢や、結果を出すまであきらめない姿勢が、
周囲から理解され、今は応援してくれる人がたくさんいます。
それにプラスして、あさのすごいところは、
「重要人物とつながることができる」ところです。
いわゆる「キーマン」です。
五代さんとの最初の出会いは偶然だったけど、
その時に与えたインパクトが強烈で(笑)
その後のあさの向上心や行動力、そうです、
「ファースト・ペンギン」的なところが、五代さんには魅力的に映っていたようです。
東京では大久保利通とも会うことができ、
福沢諭吉とも偶然話すことができ、
そして今回は父親の祝賀会に出かけた時にも、
たくさんの「キーマン」と出会ったようです。
新次郎が言うには、
「自分から人見つけてはどんどん挨拶しに行ってしもて、
わて、ひゃ~~~っとしたわ」
とのこと。
尋常ではない動きをしていたようです(笑)
何かを成し遂げるには、先に成功をした人や、
世間から一目置かれるような存在の人とのつながりがあった方がいい。
それには、自分から乗り込んでいくような行動力が必要だし、
自分自身も周りから一目置かれる存在になっておくことも重要です。
ただ、気を付けたいのは、
なりふり構わず自分のことをやたらPRして回るのは、
周囲にうとまれることになります。
異業種交流会や、セミナー後の懇親会などで、
やたらたくさんの人に名刺を配り、自分のことだけを話して
さ~っといなくなってしまう人がいますが、
それは行動力があるというよりは、「自分のことしか考えていない」
としか思えません。
たくさんの人にばらまくのではなく、
「この人」と思う人と、しっかりと話をする、
それがまた、次の重要なつながりを生むのです。