NHK連続テレビ小説「あさが来た」第102話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「理想の母」
です。
あさと千代、なんだか不穏な空気が流れています・・・。
オトコマエで人の前に立ち、みんなをグイグイとひっぱるあさ、
きれいなものが好きで、おしとやかな女性を理想とする千代。
性格が正反対のようです。
しかも、あさのような活発な女性は当時まだ珍しく、
千代にとっての理想の母親像とは全くかけ離れていたのでしょう。
自分の母親は、理祖的な母親であってほしい。
そんな思いが娘にはあるのでしょうね。
Okeiも子どもの頃、母親の作るお弁当がかわいくないとか、
どうしてズボンばかりでスカートを履かないんだろうとか、
どうして字が上手じゃないんだろうとか、
ほんの些細なことが気になっていました。
結婚をして母と離れて初めてその有難さや存在の大きさが身にしみたものです。
不器用なのにゼッケンをつけてくれたな~とか、
遅く帰ると家の近くを散歩しながら待っててくれたな~とか。
そして今、Okeiは自分の娘(高校生)と出かけるときに
「おかん、ちゃんとした格好してな」
と言われます(笑)
娘から母を見るとき、理想の母であってほしいという思いがあるのと同じように、
母も、娘の前ではしっかりとしなければならないという思いがあるのと、
娘をしっかりと育て上げなくてはいけないという責任感から、
娘に対して厳しく接してしまうことがあるかもしれません。
あさがまさにそれに近いように思います。
Okeiは最近、娘に愚痴を聞いてもらうことがあります。
娘も大人になって、「そうなんや、大変やな」
と聞いてくれます。
母親も完璧じゃない、と、お互いにそう思えるようになった気がします。
だから今はとても楽。
母と娘、お互いに張り合うのではなく、許し合うことで
最強の絆が生まれるのではないでしょうか。