NHK連続テレビ小説「あさが来た」第103話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「うん、すん、へぇ」
です。
あさと新次郎の経営は波に乗っていますね~。
タイプは違うけど、人の心がガッツリつかむ二人の人柄。
今回は新次郎の相槌に目を向けたいと思います。
新次郎が人の話を聴く力に長けているというお話は、前に
の記事で書きました。
新次郎が聞き上手なのは、笑顔や穏やかな物腰といった見た目も大きいのですが、
相槌の打ち方がプロフェッショナルなんだと思います。
それを「うん、すん、へぇ」
と言っていますが、なんでもいいから相槌を打てばよいのではありませんよね。
タイミングよく、その時の話題によって感情を込めて相槌をうつ。
これって意外と難しかったりします。
それを思うと、もしかして新次郎よりプロフェッショナルなのは、「へぇさん」
こと平十郎なのかもしれませんね!
演劇の練習で、同じセリフをその時の場面にぴったり合うように言う練習があります。
例えば「そうなの」というセリフを、場面設定で
がっかりしながら、とか、嬉しそうに、とか、悲しそうに、
とやるわけです。
相槌は演技でするものではありませんが、
相手の気持ちを考えて、それに寄り添った相槌ができると、
その人の信頼を得ることにつながるのでしょう。
その積み重ねが商売の「信用」にもつながっているんですね