NHK連続テレビ小説「あさが来た」第106話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「ほれみたことか」
です。
ああああああああ~!それよそれ!
あさが、Okeiが日頃感じているもやもやを言葉にしてくれました!
加野銀行で女性行員を採用する初の試みで、
あさが候補に決まった4人の女性に向けて話したこと。
ちょっとでも失敗しようものなら、
「ほれみたことか、これやさかいおなごはあかんのや」
と言いとうて言いとうて仕方のないおとこはんが周りにはぎょうさんいてる。
おとこに交じって働くとはそういうこと。
せやさかい、失敗は一つもしたらあかん。
平成の今の時代でさえ、それをひしひしと感じるのに、
あさの明治の時代にはどれほどだったんでしょう・・・。
男性だけでなく、同性である女性も言いますからね。
だからとがった女性は一人ぼっちになってしまうことが多い。
そこを突破するには、男性の倍以上の努力をし、
倍以上の実力を発揮しないと、道は開けない。
フルタイムで共働きなのに多くの家事を女性が担っている現状や、
小さい子どもを育てる間、短時間労働をしている女性が
昇格の道からはずれさてしまったり、
心ない言葉で傷つけられたりしている現状とかぶってしまって・・・。
そしてOkeiも、正直に言うと、
必死に頑張って努力しても、どこかで不安が消えないのです。
「ほれみたことか」って言われるんじゃないかって・・・。
それでも、周りを見てみれば、協力してくれる家族がいて、
同じ思いで頑張っている仲間がいて、
先を歩いて導いてくれる人がいて。
「ほれみたことか」に恐れていたらダメだって思えるんですよね。
あさの考えはいつも、自分がどうとか、加野屋がどうとか
そういう次元ではなくて、もっと大きいところを見ていて、
「日本の社会が良くなるために」
という視点から出ています。
それを思うと、自分のことだけ考えて不安になっているのが
恥ずかしくなります。
加野銀行での女性行員の活躍が楽しみです!