NHK朝ドラに見る女性のスマート・キャリア

こんにちは。綺羅女プロデューサーOkeiです。 綺羅女とは、自分の足で自分らしい生き方(キャリア)をスマートに選び、 幸せを自らGETできる女性です。 NHKの朝ドラにはそのヒントが満載! Okeiがキャリア・コンサルタント目線で朝ドラの登場人物の女性と、 周りを取り巻く人間模様をウォッチング! 女性の幸せな生き方を、勝手に楽しく語ります♪

NHK連続テレビ小説の登場人物から女性の幸せを考えます

NHK連続テレビ小説「あさが来た」第107話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!

 

今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
 
「親の思い」

 

です。

 

 

連日涙腺が緩みがちです。

 

藍之助とはつとのやりとり、どちらの気持ちもわかりすぎて、

胸が痛かったです。

 

それをよのが、絶妙のタイミングで入り、

双方の気持ちを中和しました。

 

長男が家を継ぐということが当たり前だった当時、

(今もそれに近いですが)

藍之助はみかん農家を継ぐのが当たり前。

 

でも、はつも、惣兵衛もいろんな思いを抱えて今に至っている。

きっと、藍之助の思いも大切にしてくれるはず。

 

子どもが成長すると、親は子どもへの接し方がわからなくなることがあります。

特に反抗期と言われる次期にはトラブルも多発します。

 

でもそれは、子どもが成長をした証なんですよね。

 

藍之助を取り巻く大人の、藍之助に対する接し方は素晴らしかった!

 

はつは感情的に怒鳴りちらすのではなく、

何に対して腹を立てているのかをちゃんと言葉にしている。

よのは大人社会の厳しさを、愛情を持って伝えている。

あさと新次郎は少し距離を置いて見守っている。

だから、藍之助も強行突破ではなく、親と向き合おうと決心できた。

 

親としてついしてしまいがちなこと。

子どもをいつまでも子ども扱いして、話してもわからないと勝手に決めつけてしまう。

そして、子どもは自分の思い通りに動くものだと思ってしまう。

 

でも、どんなに小さい子どもでも、自分とは別の一人の人間なのだということを

理解しておくことが必要だと感じました。

 

アドラー心理学では、年齢や性別や立場や経験値など全く関係なく、

すべての人と人とは対等であるべきだということを言っています。

 

親子のように近すぎる存在だと、ついそのことを忘れて

親の価値観を子どもに押し付けてしまったりします。

 

親は時々それを思い出して、自分の姿勢を正さないといけませんね。

 

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え