NHK朝ドラに見る女性のスマート・キャリア

こんにちは。綺羅女プロデューサーOkeiです。 綺羅女とは、自分の足で自分らしい生き方(キャリア)をスマートに選び、 幸せを自らGETできる女性です。 NHKの朝ドラにはそのヒントが満載! Okeiがキャリア・コンサルタント目線で朝ドラの登場人物の女性と、 周りを取り巻く人間模様をウォッチング! 女性の幸せな生き方を、勝手に楽しく語ります♪

NHK連続テレビ小説の登場人物から女性の幸せを考えます

NHK連続テレビ小説「あさが来た」第118話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!

 

今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
 
「良妻賢母」

 

です。

 

 

キタ~!という感じです(古っ)

 

実はOkeiにとって「良妻賢母」は永遠のテーマなのです。

 

ドラマの中では「賢母良妻」と言われていましたが、

調べてみるとそれには理由があるようです。

 

そもそも、女子の教育は何のために必要か、という部分で、

明治時代の考え方として、

 

社会が発展するには、良い人材が必要である

社会に役に立つ人を作る大元は家庭である

家庭で子どもに深くかかわるのは母親である

母は賢くあり、子どもを立派に育てる責任を持つ

賢母万歳!

 

という図式があったようです。

当時「良妻」よりも「賢母」の方が重要だと考えらえていました。

 

しかし・・・なんだかがっかりです。

女子にも教育が必要なんだという考えが、あくまでも

「賢母良妻」の上に立っていたなんて。

 

今は少なくなりましたが、Okeiが学生の頃、

女子大、短大には家政科が当たり前にありました。

家でどう振る舞うか、家事をうまくこなすには、

ということがとにかく女性には重要だと

考えられていたのです。(今もですけど)

 

男性も家政学を学べばいいのに・・・。

イクメン」ではなく、家政学を学べばいいのに・・・。

男性も、料理、洗濯、掃除、家族のマネジメントをすればいいのに・・・。

できる方ができることをすればいいのに・・・。

 

あ、つい熱くなってしまいます、このテーマ。

 

小学校、中学校、高校、大学と、

今では女性男性の区別なく学べる時代となりました。

 

が、社会に出た途端、「ん?????何かが違う!」

と感じる女性がまだまだ多いのではないでしょうか。

 

その元となっている考えが「賢母良妻」今でいう

「良妻賢母」ではないかと思うのです。

 

全否定するつもりは全くありません。

でも、昔ながらの「良妻賢母」から何も変わらず、

女性は家にいて子を産み賢く育てることこそ最重要任務なのだ!

という押し付けは、今の時代にはあっていないと思うのです。

 

男性の稼ぎだけで家族を養うことを

男性に押し付けるのも変だと思いませんか。

 

高度成長が終わって世帯の収入が減り、共稼ぎが当たり前なのに、

考え方だけが昔のまま残っているから、女性も男性も疲れている。

1億総活躍なんて、大きい事の前に、

1つの家庭がうまくいく方法を考えないといけないのでは?

 

社会の中で、家庭の中で、女性はどうあるべき?

イマドキの「良妻賢母」って?

 

これからもずっとOkeiのテーマになりそうです。

 

 

あさのプレゼン、最高でした!

 

 

 

母親はなぜ生きづらいか (講談社現代新書)

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