NHK連続テレビ小説「あさが来た」第142話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「終わらせ方」
です。
今回はあさと、新次郎と、啓介との会話から。
千代との見合いを辞退した啓介が、大阪まで来て
二人に謝っているシーンです。
こんな場面だと、血の気の多い親であれば
啓介に怒鳴り散らして最悪の終わり方をしてしまうでしょう。
それをあさは、相手の思いをくみ取り、相手が背負っているであろう
荷物を肩からおろしてあげるような言葉をかけました。
「お会いできてよろしゅうおました。
どうかええお役人さんにおなりになっておくれやす」
と、むしろエールを送るような態度で爽やかでした。
新次郎も社会人の良き先輩のような態度でしたね。
人と人との出会いと別れは人生何度もあります。
二度と会いたくない人を増やすより、
あさと新次郎のような「終わらせ方」ができるといいですね。
それからもちろん、相手に失礼なことをしたなと思った時、
啓介のように会って直接謝るということができるというのも
大切なことです。
最近はみんなLINEで済ましちゃいますもんね・・・。
このまま千代と啓介が終わってしまいそうには思えませんが、
ひとまず、爽やかな別れでした。