NHK朝ドラに見る女性のスマート・キャリア

こんにちは。綺羅女プロデューサーOkeiです。 綺羅女とは、自分の足で自分らしい生き方(キャリア)をスマートに選び、 幸せを自らGETできる女性です。 NHKの朝ドラにはそのヒントが満載! Okeiがキャリア・コンサルタント目線で朝ドラの登場人物の女性と、 周りを取り巻く人間模様をウォッチング! 女性の幸せな生き方を、勝手に楽しく語ります♪

NHK連続テレビ小説の登場人物から女性の幸せを考えます

NHK連続テレビ小説「あさが来た」第149話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!

 

今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
 
「大切な人が亡くなったとき」

 

です。

 

 

惣兵衛が亡くなってしまいました。

 

惣兵衛の人生を振り返ってみると、

幼少のころから大阪の老舗の山王寺屋の跡取りとして

母から厳しくしつけられ、心を閉ざしてしまっていたところに、

はつとの出会いがあり、少しずつ心を開けるようになったんでしたね。

 

山王寺屋が破たんした後は苦しい時期がありましたが、

和歌山でみかん農家をすることを自ら決断、家族を説得して

一家で和歌山へ移り住みました。

 

そこからの惣兵衛は本当に生き生きと、人間らしく生きてきました。

 

これをはつの目線から見てみます。

 

最初の出会いは許嫁としての顔合わせ。

あさが惣兵衛の前で絵ひっくりかえって散々な出会いでした(笑)

 

当時心を閉ざしていてニコリともしなかった惣兵衛を見たはつとあさは

「白蛇」みたいや・・・と言って、恐れます。

 

その夜、はつはあさとそのことを話しながら、

二人とも決められた相手のところに嫁に行くということを

不安に思い、感情をめったに出さないはつが泣きながら

 

「大阪に行きたないな・・・でも

行かなあかんな」

 

と話していました。

 

結婚して、姑からきつく当たられ、惣兵衛も心を開いてくれず、

辛い日々を過ごした時期を乗り越え、

山王寺屋が破たんした頃からははつの強さが光りました。

 

惣兵衛が和歌山行きを相談した時には笑顔で受け入れ、

和歌山で共に力強く生きるさまに、はつのしなやかさを見ました。

 

そんなはつが惣兵衛の死をどう受け止められるのでしょうか。

 

あさが訪ねてきて、惣兵衛の話をしていて

「笑って生きなあかんな・・・

せやけど、悲しいなぁ、寂しいなぁ・・・」

 

と泣くはつが、大阪行きを不安がって泣いていた

幼少期のはつの姿と重なりました。

 

はつは、自分の感情と向き合う時、その気持ちを言葉にして

見つめなおすということをしています。

 

辛い事の受け止め方は人それぞれですが、

それがはつなりの受け止め方なのでしょう。

 

大切な人が亡くなったとき、

気持ちのコントロールができなくなるのは当たり前。

そんな自分を受け入れてあげましょう。

 

成澤さんが深いことを言っていました。

 

「生と死に違いはないのです。・・・・・・

この体はただの衣服であり、本当の体はもっと奥にある。

そしてそれは、永久に滅びません」

 

Okeiが大切な人を亡くしたとき、

これと似た感覚に救われたことがあります。

 

アンジェラ・アキさんの「宇宙」という曲、

聴いてみてください。(You Tubeです)