NHK連続テレビ小説「あさが来た」第155話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「後悔」
です。
新次郎が最期を迎え、心の整理がつきません・・・。
あさにとってはもちろんのこと、家族にとって、加野屋にとって、
大阪商人にとって、とても大きな存在でした。
(「あさが来た」の視聴者にとっても!)
巾着を回して「ふ~らふ~ら」が似合っていましたよね。
必死に何かをやる、というのではなく、
本当にさりげなく、でも細やかな心配りでもって、
みんなが知らないところで動き、
周りの人を支えてきた器の大きい人でした。
いつもまっすぐ前を向き、我が道を進んできたあさも、
今回は後悔の言葉を言っていました。
新次郎との時間を、もっと大切にすればよかったと。
今、目の前にあることに必死になる、ということは
次のステップにつながる大切なことです。
でも、目の前のことしか見えていないと、
後から大切なことにはたと気づき、後悔をすることがあります。
後悔しても時間は戻りません。
目の前のことを見る目と、
長く全体を見る目の両方を、バランスよく持つことが大切です。
キャリア・デザインでいうと、
目の前にあることは「今取り組んでいる仕事」であり、
「今現在周りにいる家族や友人」です。
全体とは「一生」です。
20歳の時にはこんなことをして、
30歳ではこんな家族構成で、
40歳ではこんな仕事をして、
50歳で大切なのはこれで、
60歳では・・・
それを踏まえて今すべきことは何だろう・・・。
と、自分の一生を思いめぐらせる時間を
持つべきだな~というのが、今回の「あさが来た」を見ての
率直な思いです。
いよいよ次回は最終回。
心して観ます!