NHK朝ドラに見る女性のスマート・キャリア

こんにちは。綺羅女プロデューサーOkeiです。 綺羅女とは、自分の足で自分らしい生き方(キャリア)をスマートに選び、 幸せを自らGETできる女性です。 NHKの朝ドラにはそのヒントが満載! Okeiがキャリア・コンサルタント目線で朝ドラの登場人物の女性と、 周りを取り巻く人間模様をウォッチング! 女性の幸せな生き方を、勝手に楽しく語ります♪

NHK連続テレビ小説の登場人物から女性の幸せを考えます

NHK連続テレビ小説「あさが来た」第101話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!

 

今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
 
「自分が生きる場所」

 

です。

 

 

いきなり三宅さんのクイズ番組がはじまりましたが(笑)

銀行経営についての核心をついたお話でしたね。

 

でも今回はうめの生き方に注目をしようと思います。

 

うめはもともとはあさの生家である今井家に奉公に来ていて、

あさが結婚をして加野屋に入る時にあさについてきた、

とっても頼りになる付き人です。

 

小さい頃からやんちゃだったあさが羽目をはずし過ぎないよう、

ある意味お目付け役でもあったわけです。

でも、大きな心でずっとあさを支え、見守ってきました。

 

女性が結婚をして夫の家に入る時、どうしても感じてしまう、

「私だけ他人」という感覚。

そこに、小さい頃から一緒だった人が一緒に来てくれたら

どれだけ心強いでしょう。

 

うめと雁助の気持ちに気づいて、あさはうめの背中を押しますが、

うめは加野屋を出ていくとは言いませんでした。

うめにとっては、あさの近くにいてあさを見守ることが、

自分の生き方なのだという思いがあるのでしょう。

 

雁助への気持ちと、自分の居場所はここだという気持ちとの間で

うめは相当苦しんでいましたね。

 

結局は雁助は病気の娘を抱える元妻のところへ行くことになり、

うめは失恋してしまうのですが、そのショックをあさは一緒に受け止めます。

 

涙の相撲、感動的でした。

 

あさとうめ、それぞれ立場は違うけど、

お互いに支え合って、そして自分の居るべき場所にしっかりと立っている。

 

私たちは希望しない引っ越しや転勤や大切な人との別れがあると、

自分の居場所を見失いがち。

そうなると、何をするにも気持ちに張り合いが持てません。

 

でも、今自分が置かれている場所が自分の場所だと理解し、

そう思うことを決心すると、

今までふわふわしていたものが形になり、動けなかったことに

チャレンジができたりします。

 

うめ、頑張れ!