NHK朝ドラに見る女性のスマート・キャリア

こんにちは。綺羅女プロデューサーOkeiです。 綺羅女とは、自分の足で自分らしい生き方(キャリア)をスマートに選び、 幸せを自らGETできる女性です。 NHKの朝ドラにはそのヒントが満載! Okeiがキャリア・コンサルタント目線で朝ドラの登場人物の女性と、 周りを取り巻く人間模様をウォッチング! 女性の幸せな生き方を、勝手に楽しく語ります♪

NHK連続テレビ小説の登場人物から女性の幸せを考えます

NHK連続テレビ小説「あさが来た」第58話から学ぶ女性のスマート・キャリア

綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!

 

今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
 
「昔の自分に戻してくれるもの」

 

です。

 

 

惣兵衛の思いと新次郎の活躍で、はつのお琴が戻ってきました。

 

はつにとってお琴は、生まれ育った今井の家で

妹のあさと一緒に弾いていた「あの頃」を思い出せる、

大切な宝物ですね。

 

いわゆる「嫁入り道具」と言われるもの。

昔は箪笥、長持などと言いましたが、

今は家に備え付けのクローゼットがあったり、

洗面台が鏡台の代わりになったりということもあり、

あまり特別に用意をすることもなくなってきています。

 

Okeiも最低限のものしか用意しませんでした。

実用性だけを考えるのであれば、今はほとんど必要ないということです。

 

ただ、実用性以外の部分。地域によるしきたりなどもあるでしょう。

でも、Okeiが大切にしたいのは、娘を送り出す両親の思い、

そして、送り出される娘の思いです。

 

実家から持ってきた何かがあれば、

それを見るたびに娘時代を思い出し、両親や家族の思いに触れることができます。

精神安定剤のようなものになるのではないでしょうか。

 

Okeiの母は、母の実家から祖母が持ってきた戎さんの置物を

ずっとずっと大事にしていました。

父が亡くなって一戸建てからマンションに引っ越した時、

たくさんのものを捨てていましたが、戎さんはちゃんと

今もマンションの棚の上に飾られています。

 

Okeiは、その祖母が私の初節句の時に買ってくれたお雛様を大切にしています。

そして、今は娘のために毎年出して3月3日にお祝いしています。

祖母の思い、母の思いを引き継いできたものです。

 

私が結婚をして家を出た次の年の3月、たまたま里帰りをして

実家に泊まったのですが、

私の部屋の、なぜか勉強机の上に、お内裏様とお雛様だけが

飾られていました。

 

母が飾ったのでしょう。

結婚をして娘は家にいないけど、ついつい習慣で。

それを見たとき、母の思いを感じたのです。

 

そして私に娘が生まれたとき、

母はわざわざ高いお金を払って丁寧に梱包をしてもらい、

そのお雛様をうちに送ってくれたのです。

 

来年も、再来年も、娘が結婚するまで出してお祝いをします。