NHK連続テレビ小説「あさが来た」第74話から学ぶ女性のスマート・キャリア
綺羅女プロデューサーOkeiです。
今日もキャリア・コンサルタントの立場から
NHK連続テレビ小説のポイントに光を当ててみましょう!
今回の「あさが来た」から学ぶ
女性のスマート・キャリアのテーマは
「背中を見せる」
です。
パチパチパチ!よのさん、かっこええ~!オトコマエ~!
まるで正吉が乗り移ったかのような、背中の押しっぷりでしたね!
昨日の記事では、
「何かを一緒に考えてくれそうな、優しい雰囲気でしたね~」
なんて書きましたが、なんのなんの!オトコマエでしたわ~。
子どもがいながら働いている母親のもやもやを
一気に解消してくれそうな言葉でした。
だから、仕事を目いっぱいし、母親としても子どもと目いっぱい一緒に・・・
というのは、物理的に無理なんです。
とすれば、どちらか一方に比重を置くしかない。
そして多くの女性は母親業に比重を置き、その間に
仕事を通してのキャリアが途絶えてしまい、自信をなくし、
雇う側からも、小さい子がいる母親はいつ休むかわからないから
雇いにくいと敬遠され、重要な仕事に就く機会を逃してしまう・・・。
これが、今の日本の実情だと思います。
でもあさは、「働くのが好き」と語っていたように、
仕事をしたい気持ちが強い。
でもそんな自分でいいのだろうか・・・という迷いもある。
その背中をかっこよく
「たとえ寂しい思うことがあっても、母親のくせしてしごとばっかりしてて
後ろ指さされることがあっても、我が子に背中を見せるつもりで
胸張ってきばらなあきまへん!」
「おなごやからこそなおさら、
余計覚悟を決めなあかんのだす!」
と送り出してくれたよの。ほんまにしびれます。
Okeiが出産後に社会復帰を望み、
家族の夜ご飯を前の日の夜に必死に下準備し、
子どもたちはお母さんがいなくてさみしいと思ってるんじゃないかという不安と、
自分自身も寂しい気持ちを抱えながら、必死に新しいキャリアを積んでいた頃を
思い出します。
そうです。子どものそばにずっとついていられなくても
「背中を見せる」ことが私にはできる。
その思いで頑張ってこれたな~と思うのです。
千代を置いていくシーンはちょっと・・・ホロっときましたがね。母ですね。
仕事に行き始めた私を、子どもたちがどう思っていたのか、今はどうなのか、
もう少し大人になったら聞いてみたいな。
Okeiなりのおかあちゃん、やってるけど、
気持ちが揺れるときはいっぱいあって、それはそれでいいと思う。
あなたなりのおかあちゃん、やってますか?